ふたつのワークを擦り合わせて摩擦熱を発生させ、加圧することで、互いの組織を原子レベルで結合させます。異種材の接合も可能です。
摩擦圧接工法とは...
接合する部材を高速で擦り合わせ、油圧の押し込む力で接合させます。(固相接合)
摩擦圧接では異なる特性をもった材料を接合できます。 材料のもつ特性を必要分だけ使用し組み合わせることによって、高価&安価な 材料の組み合わせや他に無い部品の設計が可能となります。
設計の多様化
材料の組み合わせについては弊社で試作が必要となります、お気軽にご相談ください
材料費の削減
高価な材料から削り出すよりも、必要箇所だけに使用できるので、コストダウンにつながります
従来の切削加工のみでの工法と比較し、コストや時間を減らすことが可能です。 摩擦圧接により異外径を接合し、切削量を大幅に減らし、ほぼ形状切削工程のみとなります。
摩擦圧接機によるNC制御の接合(数値化されている)となりますので、 人によって仕上がりの良さが違うという事がありません。 接合できる設定条件、ワークの把握方法が摩擦圧接のノウハウとなります。 したがって、一度成功となればその接合の再現性は非常に高くなります。
接合強度、耐久性に優れた摩擦圧接パーツは様々なシーンでニーズがあります